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2018/05/14 カテゴリー:カテゴリ1

制震装置について


 

 

こんにちは。

 

本日はよく質問を受ける
制震装置についてひとこと…

 

 

 

制震装置の役割は
基本的に倒壊防止です。
これにつきます。
揺れの低減効果は若干は
ありますが、基本は倒壊防止です。

 

 

 

仕組みとしましては
構造体で保つ耐震性能が
負けてから制震装置は初めて
効くことになります。

 

 

 

専門用語で
弾性域と塑性(そせい)域と
言われている部分の
塑性域で効いてくるものです。

 

 

 

弾性域は建物がもとに
戻る領域のことです。

 

 

 

塑性域はもとに戻らない
領域のことです。

なので耐震等級3のような
建物でしかも面材で持たすような
家は「ビンビン」と揺れるので
この弾性域ではこの制震装置は
効いてこないです。

 

 

 

 

あくまでも耐震等級3の
建物が崩壊し始めた時
(塑性域)に効き始めるもの
ですので耐震等級3の
建物の後のバックアップと
して考えてください。

 

 

 

想定外の地震が来る場合の
バックアップ機能として
見てください。

 

熊本の益城町では
耐震等級3の建物繰り返しの
余震が発生したにも関わらず
倒壊せずに今も建っています。

これをどうみるかです。

 

 

 

 

 

倒壊するような建物には
この制震装置が有効ですが、
耐震等級3の
ガチガチにした建物に
果たして制震装置が効くのかは
微妙と言わざるを得ません。

 

 

 

 

実際の制震装置の実験映像を
みると耐震等級3相当と
うたっています。
この相当というのが
曖昧なので微妙と言うのです。
弊社でも行っている
許容応力度計算などの
構造計算を行っていない
可能性があります。

 

 

 

 

 

そのような耐震性の低い
建物に対しては有効かもしれません。

実際耐震等級3の建物は
あの熊本の震災の繰り返しの
余震に対しても耐えて
建っています。

 

 

 

 

などを踏まえると
耐震等級3の建物に
制震装置を取り付けて
本当に効くのか、
想定外の地震が来ないとも
限らないので一概には
言えませんが、
倒壊防止のバックアップ材と
お考えいただきたく思います。

 

制震装置は免震装置とは
異なります。

 

 

免震装置は地震発生直後から
建物自体の揺れを極力
無くすものですが、
制震装置は地震発生直後から
効くものではなく、
ある程度壊れかけた時に
初めて効いてきて、
倒壊防止に繋がるものです。

 

 

 

倒壊防止とは命を守ると
いうことです。なので
制震装置が効く塑性域に
達するということは
ある意味その家にはその後
住めなくなる可能性があります。

 

 

 

あくまでも倒壊防止を防ぐ
バックアップ材として
考えなければいけません。

 

 

 

世に出ている制震装置は
耐震等級3の構造計算された
面材でもたせる家では
主に揺れを低減するものではなく
塑性域での倒壊防止のものと
お考えいただいた方がいいです。

 

 

 

 

優先順位としましては
まずは耐震等級3を確保すること

その後に制震装置を入れるか
検討すること…です。

 

 

 

 

初めから制震装置が効くように
耐震等級3未満にすることや
耐震等級3相当では
この議論が成り立たないので
誤解のないようにしてください。

 

 

 

耐震等級3で耐力面材でガチガチに
固めた住宅は「ぐあん、ぐあん」
揺れないのでそもそも弾性域を
超えないので塑性域まで達しません。

なので制震装置が効きません。

 

 

 

そもそも耐震等級3の建物は
塑性域に達することが
考えにくいのです。

 

 

 

 

想定外の地震が来ることも
有りうるので否定するものでは
ありませんが、検討は必要です。

 

 

 

 

制震装置は耐震性をアップする
ものではなく、倒壊防止に
寄与するものです。

 

 

 

 

そもそも耐震等級3の建物は
倒壊防止を担保していますし、
地震後も住み続けることが
できるように設計しています。

 

 

 

もう一度言います。
制震装置は耐震性能を
上げるためのものではなく
耐震等級3の面材で固めた
家においては
最終塑性域での倒壊防止に
寄与するものです。

 

 

 

 

これはいろいろな意見が
あるかと思いますが…
木造の制震装置を
この耐震等級3で面材でもたす
家の中央付近に入れたところで
あまり効かないです。

 

 

 

 

入れるなら外周部に入れないと
効かないようです。

 

 

 

 

 

ただ外周部に制振装置を入れ
周囲に断熱材が詰めてあると
うまく作動しないので
検討が必要です。

 

 

 

 

万が一塑性域に達した場合に
はじめて効くものですので
保険の保険という意味合いの
ものと考えます。

 

 

 

 

ハウスメーカーさんの
鉄骨ラーメンで作られた
骨組みでもたす構造のものは
割と揺れます。その揺れる
建物に制震装置を組み込むことは
意味があると思います。
揺れを軽減できるので
柱梁のたわみや座屈を抑え、
ボルトの破断等を防ぐことが
できるからです。

 

 

 

投稿者:

SUZUKI KENCHIKU

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