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―暑い夏の到来―
また、暑い夏がやってきますね。
今年は例年に比べ暑い夏になるそうです。
夜は20℃下回っているのに室内はなんか暑くて眠れないよ。
ねえ、こんな状況なんとかならないの?
名古屋は蒸し暑いからしょうがないんじゃない?
お決まりの会話が夫婦の間で繰り広げられている・・・
クーラーつけようか・・・
まだ5月だよ・・・
でも寝られないからしょうがないよ。クーラー付けるよ。「ピッ」
クーラー音が鳴り響き、涼しい風が送り込まれるが、
クーラーが好きになれない私は主人と寝室を別にしたいと思っている・・・
なぜなら体温調節がうまくいかないようで、よく風邪を引きやすい体質なのだ・・・
子供にもこんな環境で寝させたくないし、クーラーなしでは生活できない生活にほとほと嫌気が指している。
こんなやりとりが今の日本の生活環境を取り巻いていることは言うまでもありません。
なぜならコンクリートの住まいは昼間窓から日差しを目一杯取り込み、
熱をコンクリートは溜め込んでしまうからだ。
溜め込んだ熱は夜になると放熱し、むっとする暑さに豹変してしまう。
私は数年前まで鉄筋コンクリート造のマンションに住んでいた。
鉄筋コンクリートの住まいは冬はどちらかというと快適なのだが、
夏になるとなぜかむんむんとした暑さの中で
生活をしていた。まあこれが当たり前だと思っていた・・・
話は変わりますが、最近の日本の気候はどうかしている。
いや、世界の気候か・・・
温暖化の影響で20年前と比べると平均2℃上がっているらしい。
外で部活動をしている子たちも大変だと思う。
熱中症になる人の数がうなぎ上りで増えている。
こうした気候条件ではエアコンばかりに頼らざるを得ないのはもどかしい・・・
とくに夏の冷房のしすぎには注意したいです。
体調を崩すばかりでなく、汗をかけない体質を作ってしまう。
それに伴って風邪を頻繁に引いてしまう。
こうしたことに悩みを抱えている方は少なからず多いはず・・・
日本には四季があり、風情を楽しめるのはとてもいいのですが、
この寒暖差は世界でも例を見ないほど、過酷であると言われています。
とくにこの中部地方は真冬は放射冷却の影響で朝方かなり冷え込みます。
一方夏は夏で日中は40℃を超す日もあります。
冬と夏、どちらも過酷な気候をどう過ごすか。
弊社では実験的にこうした過酷な気候でも快適に住んでいただくために
様々な情報を仕入れ、自らの住まいに取り入れ、実際に住んでみて
その環境を肌で感じてきました。
その為に、海外主にヨーロッパへ足を運び、製品の品定めをし、
交渉を幾度となく重ねてまいりました。
日本の今までのやり方とは全く異なるため、施工方法など職人に
伝えるのに大変苦労してきました。ただこうした苦労が実りつつあります。
最近のZEHが追い風となり、日本の住宅もこうした動きが一層加速してくると思います。
「住まいの価値は住み心地にあり」
お客様にそれを感じていただくことが、これからの我々工務店の使命です。