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建前を行いました!

こんにちは。

先週土曜日に建前を
行いました。

快晴で暑いぐらいの天候でした。
無事に終えることができ
ほっとしています。

 

2Fは勾配天井があり、空間は
広く感じる空間になっています。
登り梁を配し、屋根面に火打ち梁の
代わりに分厚い合板を
張り、屋根面における
水平面剛性をとるように
しています。

 

 

この水平面剛性をとることが
かなり重要なのです。
分厚い合板の代わりに
火打ち梁を入れたりする場合も
あります。

 

 

水平面剛性は通常の壁量計算だけでは
出てこない領域です。

 

 

 

火打ち梁が結構適当に入っていたり
するといくら耐震上有効な
壁量が入っていても
水平面の剛性がとれていないと
受けた地震力を基礎にまで
伝えることができないので
下記の写真のように
崩れてしまいます。

 

 

下記の写真は熊本の震災で
築年数の浅い建物が
どういうメカニズムで崩れたかの
検証を現地でお偉い先生が
行った調査で分かってきたことに
この水平面剛性がとれていなかった
ことが要因で崩壊した
住宅の一例です。

 

下記の写真は上記の崩れた建物の
下屋部分に置ける火打ち梁の
施工写真です。
写真をご覧いただくと
わかるのですが、この大きな面で
火打ち張りが四隅のみにしか
入っていません。
これでは屋根面の水平面剛性は
とれません。もっと火打ち梁を
入れる必要がありました。

 

こうした火打ち梁をどこに入れるか
何本入れるかを計算することは
とてもとても重要で
通常確認申請時に行われる
壁量計算では検討されないので
上記のように最近の建物でも
建ってしまうのがとても怖いのです。

こうしたことから木造の建物でも
構造計算(許容応力度計算)を
行い、垂直面の壁量だけでなく、
水平面の屋根、2Fの床面に
おいては水平面剛性を
考えることがとても重要です。

建前時の様子です。
レッカーで屋根のパネルを吊ろうと
しています。

 

こちらは現在進行中の
建物で1Fの勾配天井部分に
杉の目透かし羽目板を
張った様子です。

赤身と白身のバランスが
とても綺麗ですね。

1Fリビング上部を杉板目透かし羽目板張り勾配天井にしています