Blog家ブログ
木と見分けがつかない!?
さて下記の写真で木はどちらでしょう?
金物が打ってあるのが桧の柱。
真ん中から右にかけてが樹脂のサッシです。
このサッシ木より木のような
風合いを出しており、
オーク調な雰囲気です。
見た目もかなりいいですが、
性能がかなりの優れものです。
1間半(約2700mm)ある引戸タイプ
階段部分の打ち倒しタイプ
完成されたときにどんな姿を
見せてくれるか楽しみです・・・
さて右側が日本最高峰性能サッシ
YKKap APW430
トリプルガラス樹脂サッシ断面です。
左側が
ヨーロッパ製トリプルガラス樹脂サッシ
断面です。
左側の方がハチの巣の様な構造に
なっているので夏は強い日差しの
熱を室内に伝えにくくので
室内を涼しく保てます。
反対に冬は
暖かい空気が外気の冷気によって
冷やされないので
部屋の温度を少ない消費電力で
保てます。
結露は皆無ですし、
足元が冷えませんし、
部屋毎の温度差が少ないです。
つまりは・・・
日々の生活を悩ます・・・
*結露が起きないのでカビが生えない
→鼻炎や喘息などのアレルギー反応を
起こさない
*冷気が伝わらないので
下に溜まり易い冷気で
足元が冷えないので
冷え症になりにくい
*窓から冷気が伝わらないので
部屋毎の温度差が少なく、
年間の死亡者数が17,000人
(年間交通事故死亡者数4,000人の約4倍の数値)の
ヒートショックと呼ばれる
心疾患を起こしにくい
*夏場、冬場共に外気の影響を
受けないので電力を無駄に消費せず、
省エネ効果が得られ、家計の
負担を抑えられる
これらの症状を緩和できるので
特に暑さ寒さの生理的な苦痛を
和らげる効果を発揮します。
何故ここまで窓にこだわるかと
言うと、夏は窓から71%熱が伝わります。
外壁は13%に過ぎません。
住宅各部位からの熱のやり取り
(※平成11年基準の高断熱状態での試算)
(※平成11年基準の高断熱状態での試算)
冬は窓から49%熱が奪われます。
外壁は19%に過ぎません。
なのでいくら断熱材を高性能にしても
換気扇を高性能にしても効果が
少ないのです。
快適な環境を作るには
サッシをまずは見直すことが
住まいづくりでは重要なのです。