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マイホームを建てたい方は注意 ブラックリストと住宅ローンの関係
家づくりで大切なことをあげるとすれば、家の構造、デザイン、間取り、快適性など多岐にわたります。
しかしその自分たちの想いを叶えるためには、家にかかる資金作りは避けて通れない問題です。
住宅ローンを活用するにしても実際にローンが審査に通るのだろうかなどを含め、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
今回は住宅にかかる費用面に着目して解説します。
自分には関係ないと感じていることでも、思わぬ落とし穴がある場合もあるのです。
自分たちが思い浮かべる家づくりがスムーズに進むために、必要な知識として把握しておきましょう。
耳にする言葉「ブラックリスト」とは
お金に関する情報を集めていると一度は、「ブラックリスト」というキーワードを目にしたことはあるのではないでしょうか。
ブラックとついていることから、良いことではないとは連想できるでしょう。
このブラックリストとは、どのようなものなのでしょうか。まずはここから解説します。
実際にある訳ではないリスト
このブラックリストというものは、実際にはそのようなリストが作られている訳ではありません。
実際は自分が日常的に使用しているクレジットカードや、ローンなどを組んでいる契約の返済延滞の状況。
今までの借用などからの自己破産の実情。
その情報をまとめたものが「個人信用情報」となり、登録されます。
その事柄をまとめて、「ブラックリストにのる」などと表現されているのです。
例えばクレジットカード決済で返済に問題が発生した場合、個人信用情報に「事故」として掲載されてしまいます。
現在はキャッシュレス決済や、クレジット決済なども多く活用されています。
自分ではないと思い込んでいても、「ついうっかり」ということもありえます。
住宅ローンなど大きな買い物を考えている方は、しっかりとした管理を行い、ついうっかりなどがないよう注意が必要です。
この個人信用情報とは、金融機関が共有している個人情報です。
そのためローン審査の基準や判断などは各銀行などにより変化しますが、相手が信用するに値する人物なのかなど「同じ情報を元」に判断を行います。
住宅ローンも同じです。
その情報内には、クレジットカードの情報や、ローンに関する基本情報(氏名、年齢、職業や年収、現在の借入額、過去の返済履歴など)がまとめられています。
ブラックリストとして残ってしまう情報は、以下のような場合になります。
● クレジットカードやキャッシングの支払いが遅れてしまった
● 過去自己破産を経験したことがある
一度リストに情報が上がってしまったからと言って、絶対に住宅ローンが組めないと言う訳ではありません。
そういう困った事態に陥らないようにしておくことが大切なのです。
個人信用情報をまとめている機関とは
主に個人信用情報を管理している機関は以下の通りです。
〇 全国銀行協会:主に銀行関係の内容がまとめられます
〇 CIC(シーアイシー):主にクレジットカード系の情報がまとめられます(クレジットの支払いやキャッシングなど)
〇 JICC(日本信用情報機構):主に消費者金融系の情報がまとめられます
信用情報の内容は、約7年間情報として残されるようです。
このシステムは過剰な融資を行うことによって、多重債務者を増やさないように防止するためにできたものです。
確かに無限に資金が調達できれば困りませんが、返済が苦しくて生活が楽しくない。
返済ができない。
となれば、一番困るのはローンを組んだ本人です。
そしてそれを取り巻く会社はもちろん、そこに勤務している人の人生にも大きく関わっています。
このシステムは、「消費者を守るために」存在しているのです。
そして皆同じ判断基準が適用され判断されることにより、公平性も保たれているのも大きな要素と思われます。
自分たちはどうなのか?確認する方法
実際に自分たちはどうなんだろうと思った時、確実な内容を把握したい時、個人でも個人信用情報機関に請求することは可能です。
全国銀行協会、CIC(シーアイシー)、JICC(日本信用情報機構)に問い合わせをし、直接・郵送・インターネット上などで確認することができます。(※情報機関により違いがある場合があります。)
個人でも調べることは可能ですが、心象的にはあまり好ましいものとして思われない場合もあります。
見方を変えれば、自分から引っかかってしまうような要素があるかも知れないと取られる場合もあるのです。
実際に家づくりを考えている方は、まずは家づくりのパートナーに相談するのもひとつの方法です。
住宅会社の持っているものは技術だけではありません。
今まで培ってきた信用や知識、ノウハウなどを活用して、しっかりと相談にものってくれます。
家を作ってくれる相手ではなく、一緒に家づくりを行えるパートナーの選択をすることが大切なのです。
携帯電話にも注意が必要
住宅の建築は、人生の中でもビッグイベントの中のひとつにあげられます。
そして人生の中でも大きな金額が動く出来事です。
大きな金額になるローンの有無、クレジットカードの延滞履歴などが影響するのは、なんとなく想像がつきます。
実はスマートフォン(携帯電話)の契約も、住宅ローンに対して注意が必要なひとつです。
現在はスマートフォン(携帯電話)の機能も充実し、高額なものがほとんどです。
そのため購入する場合、一括払いより分割購入契約を利用している人が多いのではないでしょうか。
それは携帯の分割購入は、信用情報直結のクレジット契約(「個別信用購入あっせん契約」)として考えられているからです。
そのため今までは電話料金を払い忘れたで済んでいたものが、実は返済が遅れてしまった=延滞履歴が残ってしまったになるのです。
ついうっかりの行動が、自分自身の信用を落としてしまう可能性があること。
クレジット契約情報に記載されてしまう可能性があると言うことを、しっかりと把握しておきましょう。
※分割購入自体は悪いことではなく、住宅ローン審査に影響はしません。
クレジットカードも影響する場合があります
クレジットカードやクレジット決済、キャッシング決済など、正しく利用してれば便利なものです。
しかし住宅ローンの審査の場合、影響がある場合も考えられます。その部分を解説します。
住宅ローンの場合、返済比率(返済負担率)というものが判断基準のひとつになります。
この返済比率とは、年収に対する年間の返済額(借りられるローン額)の割合を表しています。
この返済比率は金融機関や住宅ローンの種類によっても変化します。
一方「フラット35」に関しては、どの金融機関でも一律になっています。
フラット35の返済比率の基準としては、年収400万円未満の場合は30%以下、年収400万円以上の場合は35%以下となっています。
ですから多くの銀行は30~35%の傾向が多いです。
清水銀行はじめての住宅ローンサイト:※返済比率が掲載されています。
https://www.shimizubank.co.jp/individual/loan/housingloan/newloan/loanknowledge/
例えば年収500万円の場合、返済比率35%となると175万円が1年間の上限返済額となります。
これを月で平均すると、約145、833円になります。これが毎月の返済額の上限となります。
そこで注意が必要なのが、クレジットカードに付随されている場合が多いキャッシング枠です。
このキャッシング枠は、今現在借りていなくてもキャッシングの限度額内は借り入れがすぐにできるということです。
そのためキャッシング枠で今現在借りていなくても、キャッシングの限度額一杯借りているものとして計算される場合があります。
そのため住宅ローンで借りられるはずの金額が減ってしまう可能性があるのです。
その可能性を低くするためには、使用しないキャッシング枠を0円に設定すること。
無駄なカードをたくさん持たず、利用するカードをしっかりと見極めること。
支払いの方法などをしっかりと選択するなど、住宅ローンを利用する以前でもできることはあります。
いざという時に困らないためにも、今からでもできる心配を取り除いておきましょう。
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当然のことながら、家づくりにかけられるご予算には限りがあります。
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