市街地にある二世帯住宅です。

この家の外壁は、九州南部のシラス台地のシラス（マグマの成分そのものが残る）を素材にしたそとん壁です。

シラスの微粒子は、柔らかな表情をつくってくれるだけでなく、防水性が高く、透湿性にも優れているため、結露やカビのリスクを抑えてくれる機能性も持っています。
耐久性、断熱性能にも優れた自然素材なのです。

そしてこの落ち着いた佇まいの建物の前には、植栽で豊かな景観をつくりました。

建物も植物も相乗してぐっと魅力が引き立つようになりました。

ご家族のみなさまから「暮らし始めてから、庭に出る機会が増えた」「植物図鑑を手にご家族で虫取りや名前を調べたりしている。」と、とっても嬉しいお声をいただいています。