放射温度計の価格は、数千円〜数十万円まで。機能と性能により様々
周囲の「表面温度」の平均値は、専門用語で、MRT(Mean Radiation Temperature / 平均放射温度)と言います。
例えば、表面温度:南壁(20℃)・窓(18℃)・床(18℃)・窓(8℃)・天井(12℃)・家具(10℃)の場合、その平均値=MRTは、18.8℃です。
空気温度とMRTがわかれば、次の計算で体感温度が分かるようになります。
この計算方法からもわかるとおり、MRTは体感の半分を占めるのです。
建物が一旦冷えてしまったり、熱を持ちすぎてしまうと、いくら空気温度をコントロールしても体感温度は追いつきません。
暑さ・寒さを改善するには、MRTを意識して、周りの表面温度を整えていくことも大切なのです。
MRTを意識すると、圧倒的に居心地が変わる
「エアコンを入れても、温度計のような暖かさ(涼しさ)感じない。」
これは「空気温度」だけを意識して、コントロールしているから。
MRTにより身体が影響を受けることがわかると、対策も変わってきます。
例えば、家づくりならば建物の断熱・気密性能を高め、さらに蓄熱性の高い素材を使うことが大切ですし、暮らしの中では暖簾や緑のカーテンなどで外環境の熱を遮ることも大切になります。
そして、室内が最適なMRT(おおよそ21〜28℃の範囲)になれば、エアコンさえも使う必要がなくなります。
エアコンにより室内が乾燥したり、風当たりや温度差で体調を崩される方はもちろん、
健康に過ごしたいと思われる全ての方にとって、
MRTを意識した家づくりで、暑さも寒さも感じない、真に居心地の良い暮らしができるようになるのです。
家は、長い時間を過ごす場所。
快適で健康な人生を過ごすための大切な場所です。
新築を建てるならば、暑さ・寒さの対策にお金をかけるだけの十分な価値があると考えています。
前回のブログで、私たちの身体は、壁などの「表面温度」の影響を受ける、とお話ししました。
では、体感として、どの程度「表面温度」に影響されるのでしょうか。
どうすれば、真に居心地の良い家になるのでしょうか。
本当の体感温度を知る方法
身体が感じている体感温度を知るには、次の2つの測定器を使います。
[測定器] |
[使用目的] |
温度計 |
「空気温度」(室温)を計る |
赤外線放射温度計 |
壁などの「表面温度」を計る |
放射温度計の価格は、数千円〜数十万円まで。機能と性能により様々
周囲の「表面温度」の平均値は、専門用語で、MRT(Mean Radiation Temperature / 平均放射温度)と言います。
例えば、表面温度:南壁(20℃)・窓(18℃)・床(18℃)・窓(8℃)・天井(12℃)・家具(10℃)の場合、その平均値=MRTは、18.8℃です。
空気温度とMRTがわかれば、次の計算で体感温度が分かるようになります。
この計算方法からもわかるとおり、MRTは体感の半分を占めるのです。
建物が一旦冷えてしまったり、熱を持ちすぎてしまうと、いくら空気温度をコントロールしても体感温度は追いつきません。
暑さ・寒さを改善するには、MRTを意識して、周りの表面温度を整えていくことも大切なのです。
MRTを意識すると、圧倒的に居心地が変わる
「エアコンを入れても、温度計のような暖かさ(涼しさ)感じない。」
これは「空気温度」だけを意識して、コントロールしているから。
MRTにより身体が影響を受けることがわかると、対策も変わってきます。
例えば、家づくりならば建物の断熱・気密性能を高め、さらに蓄熱性の高い素材を使うことが大切ですし、暮らしの中では暖簾や緑のカーテンなどで外環境の熱を遮ることも大切になります。
そして、室内が最適なMRT(おおよそ21〜28℃の範囲)になれば、エアコンさえも使う必要がなくなります。
エアコンにより室内が乾燥したり、風当たりや温度差で体調を崩される方はもちろん、
健康に過ごしたいと思われる全ての方にとって、
MRTを意識した家づくりで、暑さも寒さも感じない、真に居心地の良い暮らしができるようになるのです。
家は、長い時間を過ごす場所。
快適で健康な人生を過ごすための大切な場所です。
新築を建てるならば、暑さ・寒さの対策にお金をかけるだけの十分な価値があると考えています。
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