ブログ

2024.05.16

間取りについて思うこと

北名古屋市のモデルハウス
最近間取りについて思うことがあるので
ここで共有させていただきます。

間取り作成時に
設計士は一般的に考えることですが、

駐車場はどこに、車は何台?
玄関の位置をどこにもってくるか?
車から玄関へのアプロ―チはどこからもってくるか?
キッチンとダイニングの関係性
水回り動線
LDKはどれくらいの大きさ?
階段の位置?リビング階段?
各部屋の大きさ、部屋の数、各部屋にクローゼット有無?
シューズクロークは有無?ファミリークローゼットは有無?
1、2Fにトイレは必要?
バルコニーは必要?吹抜けは有無?
主要な面の外観はどんなイメージになるか?

これらの項目をお客様のご要望に合わせながら
製作するのが一般的ではないかと思います。

そのプランの作製アプロ―チの仕方を
窓際の居場所を作ることを考える
窓際の部屋の眺望を考える

これらを中間領域を考えるといいますが、
その敷地においてどこが一番いい場所かを考えることを
後回しにして間取りのブロックの配置を考えてばかりいると
良い中間領域を設計できないかなと思います。

例えばお店に入った時を想像されてみてください。
人は無意識のうちにその店舗の中で
一番落ち着く場所を目で探しています。

それと同じようにその敷地において
どこにどういう部屋をどう配置してどんな窓が
あったら落ち着くかを真っ先に考え
(時には他のスペースと同時的に考えることも必要です)、
それをもとに他をどう配置するかを考えた方が、
素敵な住まいになるのではないかと思います。

そしてその窓がお庭と繋がって
業界用語で抜け感と言ったりしますが、
視界が通っていれば広さを感じるものです。

腰壁の窓際にテーブルを寄せた居間空間(ここでアフタヌーンティーをするのも良し、テレワークするのも良し、食事するも良し)として多用途に活用できる

ソファなどの寛げるスペースを窓際に寄せる(植栽を眺めながら落ち着きのあるスペースが作られる)

一般的に対面キッチンが主流だが、キッチンを壁付けにすると眺望が取れる利点もある。

窓を腰位の高さにすることで身の乗り出し感が出せ、広さを感じることができる

関連記事

ページトップ