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2023.09.11

地球に優しいは廻り巡って人に優しい

環境問題への取り組み 素材
木や植物は成長過程でCO2(二酸化炭素)を
吸収しながら成長します。

光合成の化学式は一般的に
6CO2 + 6H2O → C6H12O6 + 6O2
表され、酸素を吐き出します。

つまり木は空気中にある温室効果ガスの
代表である二酸化炭素を吸収し、蓄えて
いる訳です。

そうした地球に優しい素材で
構成する家がテーマであり、
素材選定の軸でもあります。

太陽光が促進されるのは
言わずもがな電気をなるべく使わない
イコール火力発電による石油を燃やして
電気エネルギーを作るから
再生可能エネルギーへの移行があります。

それであるならもっと木を
素材に構成することは環境負荷を
減らすことになるということは
主眼に据えるべきと感じています。

家を建てることは家族の幸せを
つくることでもありますが、
更には地球の幸せにも繋がるとしたら。

繰り返しになりますが、
木を使うことは燃やさない限り
二酸化炭素をある意味ずーと自身の中に
蓄え、成長過程で空気中の二酸化炭素の濃度を
薄くしているんです。

だから無垢の家具なんかも長年使うことで
二酸化炭素を長期的に蓄えていると言えますね。

木は例え燃やしても成長過程で吸収した
二酸化炭素を吐き出しているだけなので、
カーボンニュートラルな素材なのです。

出来る限り、石油製品から作られない
素材で構成することは作り手としては
地球をも優しく包み込んでいるという
気概さえ持てるので素材選定の裏テーマに
しています。

木を原料にした紙クロス

木を原料にした断熱材

無垢床と木製サッシ

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