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2022.09.27

夜を豊かに過ごす照明デザイン

インテリア
照明デザインは夜の暮らしを豊かにしてくれる大切な要素です。

私たちは、家づくりだけでなくお客さまの豊かな暮らしづくりのために、設計段階でお庭や家具、そして照明デザインの提案もしています。

[家づくりの流れ]

このブログでは、私たちが普段意識している照明デザインについてお伝えしたいと思います。

間接照明の魅力

間接照明は、壁面や天井にひかりを照らすことで、室内全体をあかるく、広く見せる演出効果があります。

「コーブ照明」と呼ばれる照らし方は、下から上へ。主に壁面上部と天井を照らします。
「コーニス照明」と呼ばれる照らし方は、上から下へ。主に壁面を照らします。

どこにどのように設置するかはデザインによりますが、いずれも素材の魅力・空間の魅力を引き出してくれる手法なので、ぜひポイントとなる場所に取り入れていただきたいと思います。

コーブ照明

コーニス照明

ペンダントで個性を

ペンダントは、お客さまの個性があらわれる、部屋の印象を大きく変えるものです。
ぜひ、長く愛せる、いつ見ても美しいものを選んでいただきたいと思っています。

ペンダントには名作と言われるものが多くありますが、私たちがインテリアの撮影によく使っているのは、デンマーク発祥の照明ブランド ルイスポールセンのペンダントです。

光工学の技術と美しいデザインが素晴らしく調和し、柔らかく無駄のない良質な光がテーブル面を照らす名作です。

そのほかにも素晴らしいペンダントのご紹介をご提案しています。

ルイスポールセン PH5

ダウンライトであかりのベースをつくる

ダウンライトは、室内のベース照明です。

ダウンライトの配置で注意することは、必要な場所にあかり溜まりをつくること。

キッチンの作業台の上やリビングでくつろいだりする上に、しっかり必要な量のあかりを落とすことで、快適に作業をすることができます。

照度(光が当たる面の明るさ)は、距離の二乗に反比例します。
つまり、光源(電球)から作業台までの距離を2倍離すと、光が行き渡る範囲は広がりますが、明るさの量は1/4になります。

適切な量のあかりを保つためには、ダウンライト自体のあかりの量を考慮しながら同士を比較的近距離にします。近づけることで、明るさの量を大きくなり、デザイン的にもまとまって美しくなります。

一般的な住宅・マンションでは、一昔前までまんべんなく室内を明るくするために、ダウンライトを一定間隔で配置することが当たり前でしたが、昨今ではあかりの質・デザインの意識が変わリ、ダウンライトでこのような美しいあかり溜まりをつくる住宅も多くなってきました。

ダウンライト同士を近く設置し、あかり溜まりをつくる

必要な場所に、必要な照明器具を設置する

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