東海地方の同業の工務店の方々に
弊社のモデルハウスに
見られる新たな取り組みを
視察していただきました。
断熱に取り組む意味と
そこに熱容量が大きい素材を取り入れると
一年中自然のエネルギーを上手に
活用出来る取り組みを
体感していただきました。
熱容量を大きくして
放射環境を整えると
無償の自然エネルギーを
前提として考えるフェーズに
入ることができ、
エアコンなどの有償エネルギーを
足りない分足すという
新たな省エネの方向性に
関心を持っていただきました。
あくまでもひとつの考え方であります。
しかし建築の可能性を
これからも探って参ります。
新しい取り組みに皆さま関心を
持っていただきありがとうございました。
私も新たな気付きをいただいて
有意義なものになりました。
改めて感謝申し上げます。
以下モデルハウスのコンセプトです。
吹き抜けに面した大窓は役割を分割し、
遮蔽ロールスクリーンで遮蔽しながらも
採光窓としても機能します。
蒸暑地域ということもあり、
室内はミネラル系の仕上げを多くし、
土蔵のように熱容量 をあげています。
暗く静かな場所を作り上げ、
クールスポットを周辺環境に作りながら、
ナイトパージ と排熱窓により
自然な涼房を作り出しています。
蒸し暑さが続く季節には放射冷房と
通風による気流との組み合わせで
あくまでも自然な体感に
近い環境を作っています。
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