自然の原理
地球は外断熱された大気と
熱容量の大きい大地で構成されています。
この最も根本的な自然の原理を
住まいに人類は生かしてきました。
日本建築においても
茅葺き屋根という断熱された
空間に土間という熱容量の大きい
素材や土壁で構成されていました。
洞窟も日射が入らない環境で
熱容量の大きい石に包まれて
いれば涼しさを感じられます。
そうした自然原理を住宅地に
おいても応用すれば、
電気エネルギーを利用する
アクティブ冷暖房を積極的に
採用せずに自然の原理である
断熱と熱容量を住宅に構成(バランス)
させることが地球温暖化の
問題解決に近づきます。
CO2削減に寄与します。
白川郷の茅葺き屋根(分厚い断熱)
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