「熱しやすく、冷めやすい」
「熱しにくく、冷めにくい」
恋バナのような響きになっちゃってますが、
先に少しだけスプーンの話をさせてください。
「銀のスプーン と 木のスプーン」
銀のスプーンは熱しやすく冷めやすいことを活かして、アイスクリーム専用スプーンがあります。
木のスプーンは熱しにくく冷めにくいことを活かして、熱いスープを飲むこと等に向いています。
ここから本題に戻していきます。
銀のスプーンの特徴は、断熱材が不十分な家に例えることができます。
鈴木建築は、木のスプーン同様、木で作られた断熱材を使用しています。
これは熱しにくく冷めにくいという、熱に対する鈍さを活かした断熱材。
名前は ” ウッドファイバー ” 木の繊維断熱材
熱に鈍い。これって、快適な家生活には欠かせない個性なんです。
灼熱の太陽。
屋根の温度はおよそ80度まで到達…その下で暮らせる気がしません。…
ですが、この断熱材は熱に鈍いので、あっけらかんとしています。
なかなか熱を通しません。
こともあろうか、その熱を貯めこみます。とことん鈍いです。
その貯めこんだ熱、暑さに耐えかねて室内へ放出!!
とはなりません。
懐が深く、長時間貯めこみ続けます。
これが熱の容量の大きさというものです。
やがて外は夕暮れになり、気温が下がると、その日貯めこんだ熱は自然に外に放出される。
…つまり、室内の温度は一日を通して割と一定である。という事になります。
室温の変化は、「ゆらぎ」程度。
「これが快適に暮らせる大切な要素」
断熱材に興味がある方は、是非体感しにいらしてください。
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