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2023.10.16

「冷暖房に頼り切らない家」あります!

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主役から脇役の時代へ!

「各部屋 冷暖房完備!!」
とあれば、各部屋に完備されている!!
嬉しい話ですよね。
そう、冷暖房は主役級の必須アイテム。

ちょっと待ってください!!
鈴木建築の家は、冷暖房が脇役!!になっちゃいます。

 

ここからまじめな話

地球温暖化が進んでいますね。
現在の日本においても、気温を四季にあてはめることが出来なくなってきていると感じています。

私たちの時代において、建築の分野で地球の為に出来ること。
それは脱炭素です。

新築など家を建てる時、また日々の生活で大量の炭素が排出されています。
そのそれぞれの過程から、少しでも炭素の排出量を抑えることができたら、地球は少し体を休めることができる。
また、冷暖房に頼り切らずに生活ができる家があるということは、そこで住む人も安心して体を休めることができる。

エネルギーショックや気温の著しい変化などは、冷暖房が主役の家はその事態に抗えない。

この家は今現在では最先端の家となるでしょう。
まだ新しい試みだから、完璧に冷暖房を無くすことはできません。
ですが、補助的に使っていただく程度で快適にすごせます。
設置の数も一家にエアコン一基で十分です。

こうして、地球を想う建築が広がればいいなと思います。

主役は誰になったのか?

冷暖房が主役を退くと、次に主役になるのが知りたいですよね!

土!!!
つちです。ミネラル系の素材をたくさん使います。

土壁や土間として取り入れます。
つまり、地上に鍾乳洞を作る!!!
という感じです。

鍾乳洞は非常に気温が安定していることはご存じですよね。
夏は涼しいですし、冬は暖かい。

鍾乳洞がそうなのは、太陽が入らず外気温の影響を受けにくいから。
家はさすがに地上なので、違う原理になります。

家の場合は、土に蓄冷蓄熱する。蓄えた冷熱を、再利用する。という原理になります。

自然の素材を使う。昔の技術と知恵でもあります。
少し時代を遡りながら、新しい技術と融合させる。

また自然の素材は、自然に還りますから、役目を終えた時にも地球に優しい家となっています。

 

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