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2022.09.01

断熱材・窓の選び方

断熱・気密(性能)

断熱材選び

家の断熱性を高めるポイントは、断熱材選びも重要です。
家のさまざまな部分に使用され、家族の暮らす空間の快適性を高めてくれる役割を担っています。

そして断熱材とひとくくりにしていますが、いろいろな種類が存在しています。
例えばグラスウールやロックウール、ポリスチレンフォームやウレタンフォームなどさまざまです。

そして大きく分けて二つの種類に分類されます。
上の図のように、断熱材は素材の違いによって分けられます。

「繊維系断熱材」と「発泡プラスチック系断熱材」です。の2つに分けることができます。

繊維系断熱材

繊維系断熱材の特徴としては、細かい繊維の間に空気を閉じ込めることによって断熱効果を高めています。
細かい繊維が複雑に絡み合い、その繊維の太さや密度によっても断熱効果は変化します。
細かい繊維で密度が高いほど、熱伝導率が下がり断熱性もアップします。

発泡プラスチック系断熱材

発泡プラスチック系断熱材は素材がプラスチックとなり、その素材内に無数の細かい泡を閉じ込めることで断熱性能を高めます。
こちらも泡の大きさや数によっても、断熱性能は大きく違いが現れます。
住宅の室温の変化は、私達の健康状態の変化と比例しているのです。
特に室温低下は重大な健康疾患につながる可能性も高くなり、現在猛威を振るっている新型コロナウイルスやインフルエンザなどのウイルスもかかりやすい状況をまねきます。
使用される断熱材は家づくりのパートナーによっても、違いがあり、事前にどのように考えているのか確認しておくことは大切です。

鈴木建築では断熱性能、気密性能をしっかりと考えた家づくりをおすすめしています。
家づくりのスペシャリストとして、分かりやすくご説明します。
ずっと暮らす家だからこそ、一緒に考え、しっかりと検討し、しっかりと選択したいですね。

窓選び

住宅の断熱性能を決めるもうひとつのポイントは「窓」です。

「逃げる熱の50%は窓から」と言われているように、過ごしやすい家づくりには窓の選択はとても大切です。
メーカーでも日々製品の技術革新が進んでおり、住みやすい、暮らしやすい環境を提供しています。
昔から使われている単相ガラスから、断熱性能や防露の機能を持った複層ガラスや、遮熱や断熱に優れたLow-E複層ガラスなど、さまざまな特徴を持っています。

その性能をさらにアップさせてくれるのが、樹脂窓(樹脂サッシ)です。
樹脂窓には耐久性に優れたPCV(塩化ビニル)が使われています。

この塩化ビニルは私たちの日常にも多く使用されており、地中の下の下水管や自動車の部品など耐久性も実証済みの素材なのです。

樹脂窓はアルミ樹脂複合窓と比較すると、熱流出を3割減少させてくれます。(Low-E複層ガラスの場合)
家の方角に合わせて窓をしっかりとセレクトする。

それぞれの特徴を最大限に生かす家づくりを行うことで、さまざまなプラス効果を生み出してくれます。

健康的な家づくりのためには、「断熱」「気密」「換気」が重要です。家族が笑顔で過ごせる家づくりを鈴木建築で目指してみませんか。

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